ホーム > チタンについて
チタンについて
軽い、強い、錆びにくいの3つの代表的な特徴を持ち、厳しい使用条件、環境課にも対応できる。そのため、民生品から医療、航空宇宙まで幅広く活躍が期待できる、これからの最先端技術には欠かせない金属の一つ。
チタンの特徴
軽量
チタンは比重4.51で銅の約1/2、鉄(SUS304)の60%の軽さを持つ。
軽くて強い
軽くて強い事を示す数値を比強度といいます。高い数値であればより軽くて強いことになります(強度(N)÷密度(㎣)で算出)。
例として、代表的なステンレスSUS304は63.1N/㎣、純チタン(2種)75N/㎣のため、チタンの方が高い比強度となります。また、比重もSUS304の約60%なので、半分ほどの重量となります。
その他、チタンの比強度に関しては「チタンのうんちくコーナー~その6~」をご覧ください。
耐食性
チタンの表面には安定した酸化皮膜があります。この酸化被膜は強力なため、溶接、加工、熱処理などでは劣化しない特徴があります。
*酸化皮膜とは、金属表面が空気に触れることで酸素と反応し、発生する皮膜のこと。
耐食性に関する詳細は「チタンのうんちくコーナー~その10~」をご覧ください。
その他の特徴
チタンにはこれらの特徴以外にも様々な特徴があります。
<様々な特徴についてもう少し具体的に>
補足
チタンは燃焼しやすい特性を持っており、加工中に危険を伴う場合があります。そのため、十分に管理された状態での作業が必須となります。
※非常にキケンですので、真似しないでください!
チタンは民生品から医療、航空・宇宙まで用途は多岐にわたります。普段使っている製品や部品もチタンに変える事で、これまで以上の効果を発揮する可能性があります。