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精密圧延加工~超硬ロールへの型彫り~
精密圧延加工は、ダイス鋼や超硬合金のロールを使って圧延加工をするのですが、そのロールへの型彫り加工はワイヤー放電加工機で行っています。
ワイヤー放電加工機は、φ0.2(もっと細線もあります)の真鍮ワイヤー線を使い、電気の放電スパークで発生した熱エネルギーで金属を溶かして加工していきます。
こちらの写真が超硬ロール(φ83)の外周に型彫り加工した例です。
このようにして作られたロール(このロールではありません)で圧延加工した材料から出来上がった製品がこちら。
幅約7.3㎜×厚み約1.3㎜の純チタン製ブレスレットです。
陽極酸化という表面処理を施し、これから始まる夏にピッタリの製品に仕上がっています。